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USENの月額料金はちょい高め
カフェや喫茶店で流すBGMの定番といえば、USENかなと思います。
今は無き、自分の実家でもUSENを流していました。
ただ、USENって結構高いんですよね。
サービス・料金 | 有線放送 家庭用 | USEN音楽放送 | USEN Home
2024年12月時点で、一番安いプランでも月額4180円(税込)です。
まあ、人気のカフェなら、高い値段でもないかもしれませんが、個人経営に近いカフェや喫茶店だと、結構ボディブローのように効いてくるかなと。
Suno AIの月額料金の方が安い
BGMが無いと、それはそれで寂しいもの。
なので、代替策として、Suno AIで作ったインストゥルメンタルの曲を流すのはどうかという話。
Suno AIで作った曲は、無料版の場合、権利を持てないですし、商用利用もできません。
しかし、毎月の月額料金を払う有料版なら、権利も持っている上に商用利用も可能です(2024/12)。
そして月額料金は、Proプランだと月額10ドル(年払いなら96ドル)。2024/12/13時点では、1ドルが約152円ですので、月額だと1500円ぐらい。
Suno AIの方がUSENよりも値段が安いわけです。
インストゥルメンタルなら10秒ほどで曲ができあがってくる
曲を作るというのは、ハードルが高いように思いますが、Suno AIの場合、めちゃくちゃ簡単な上に、10秒ほどで曲ができあがってきます(最終的な完成には数分かかります)。
Proプランだと、その曲が500曲も作成可能です。それも毎月。
インストゥルメンタル曲の作り方
具体的には、
- Instrumentalの項目をオン
- Style of Musicの項目に曲のジャンルを記入
- Titleを入力
- Create
で、1回Createボタンを押すごとに2曲作成されます。
Style of Musicは未記入でもOK。
個人的にはPianoとかがベタですが、良いかなと思います。
実際に作成した曲
以下は、実際にSuno AIで作成したピアノ曲をまとめたものです。
また、Style of Musicはかなりいろいろと入力できます。
以下は、Christmasと入れたバージョンのまとめです。
微妙な曲もあるが
正直言えば、作成された曲が微妙なことも多いです。
これはAIが自動生成にはランダム要素があるのと、自分のイメージが強すぎる場合に納得できないケースがあるかなと。
ランダム要素については、月500曲も作成できるので、しっくりくるものができるまで作り続けるしかありません。
また、自分のイメージについては、ある程度諦めた方が良いというのが個人的な結論です。
それほど作りたい曲のイメージがあるのであれば、自分で作曲するか、プロに依頼した方が良いでしょう。
邪魔にレベルが良い
これは個人的にですが、カフェなどのBGMについては、正直邪魔にならない程度のものが良いかなと思っています。
自分もカフェでブログを書いたりしていますが、あまりにも耳に入ってきすぎる曲だと、そっちに脳のリソースが取られてしまうからです。
また、リラックスしたくて来ている人もいるのに、ノリノリすぎる曲も微妙でしょう。
ですので、耳障りが悪くないけど、印象にあまり残らないような曲がカフェなどでは最適だと思います。
そして、Suno AIの作成されたインストゥルメンタルの曲は、結構そういう曲が多いです。
もちろん、ズバッと心に刺さるような曲もできることがありますが、名曲にはならないなあというレベルのものがほとんど。
つまり、現状のSuno AIの曲というのは、カフェなどで使うにはちょうどよいかなと思います。
カフェのイメージに合わせることもできる
USENなどの場合、ある程度、ジャンルなどで曲の方向性は決めることができますが、自分があまり好まない曲も流れてくることがあります。
経営するカフェのイメージに合わない曲などもあるでしょう。
しかし、Suno AIを使って自分で作れば、自分が気にったカフェに合う曲ばかりを集めて流すこともできるのです。
個人的にはこれが結構大きいかなと。
特にコンセプトカフェなどでは、BGMが結構重要だと思うので。
という感じで、徒然なるままに書いてきましたが、カフェを経営しているなら、ぜひ一度Suno AIを試してみてはいかがでしょうか?
あと余談で今思いついたのですが、Suno AIで作った曲をSNSなどでカフェのコンセプトを添えて発信するというのも手ですね。
今日の営業時間は〜とか、宣伝すぎるような投稿って、正直スルーされがちですが、こういうクリエイティブな活動は、ポジティブに捉えられると思いますし。
また、良い曲ができて、その曲を聴くために来訪するお客も出てくるかもしれません。