これはあくまで考え方の一つであり、正論かどうかは別です。
戦争が絶えないのは縄張り争いをする男性が原因ではないか?
「人は感情によって進化した 人類を生き残らせた心の仕組み」を読んで、進化心理学というのを知りました。
要点としては、人間の感情とというは、進化していく中で生まれたり、淘汰されてしていくという話です。
人間がサルから進化したという前提で考えるならば、「男性は縄張り意識が強い傾向にある」というのは、ある程度推測できるというか、納得できる話かなと。
サルは群れで過ごし、ボスがいて、他から来た雄に対して敵意を発現させ、自身の群れを守るということです。
で、そこから何が言いたいかというと、「戦争って極論を言えば縄張り争い」なんじゃないかなと。
異論があるのは理解したうえで、ちょっと暴論かもしれませんが、戦争が絶えないのは結局縄張り争いをする雄、つまり男性に原因があるのではないか?ということです。
すべての男性がそうであるとは言いません。
ただ、縄張り意識が強い男性というのは、結局ボス型というか、ボスになりたい人というか。
上を目指すって言葉が示す通り、上というのは最終的にはボスってことですし。
縄張り意識がDNAに刻まれた本能だとしたら、それに抗うのってかなり難しいと自分は考えています。
首相が全員女性になったら戦争は起きにくそう
で、タイトルに戻るわけです。
縄張り意識が強い男性ではなく、女性が首相になったら、それもすべての国の首相が女性になったら、どうなるのかなと。
もちろん、女性の中にもボスになりたい、敵を攻撃したいと考えている人もいるでしょうが、個人的には融和の方向性で考える人の方が多いように思います。
つまり、戦争が起きにくい状態になるのでは?ということです。
縄張り意識の強い男性が首相の場合、相手も同じく縄張り意識の強い男性なわけで、どうやってもぶつかる未来しか見えないのは自分だけでしょうか?
女性は判断力に欠けるという意見
個人的には、そうは考えていませんが、もし仮に、女性は判断力に欠けるという意見が正しかったとしましょう。
すべての首相が女性であれば、全員判断力に欠けるので、戦争をするという判断は簡単にしないでしょう。
むしろ、戦争という選択をサクッと判断してしまう男性こそ、まさに戦争を起こす理由と言っているようなものです。
なんとなくそんなことを思いました。
一度、世界の国の全首相が女性だった世界を想像してみるのはどうでしょうか?
現実的ではないと断ずるのは簡単ですが、想像だけなら無料です。
また、個人的には、それを実現する方法について考えるほうが建設的かなと思ったり。
皆さんはどう考えますか?
余談:今の日本人が各国の首相になったら
今の日本人が各国の首相になったら、それはそれで平和になりそうな気もしたり。
決断力が無いとか、玉虫色の結論とか、いろいろと言われていますが、結論がちゃんと出ないということは、戦争が起きにくくなると思うので。
と言っても、日本は過去に戦争を仕掛けているのは間違いないので、その時に戻ってしまうかもしれませんが。
ただ、少なくとも玉虫色の結論というは、悪いように思えて、意外と良い場合もあるという話。