評価・レビュー
☆5/5
真・三國無双 ORIGINSは、従来の三国無双のような感じで戦場で戦いながら、最後のボスはいわゆる死にゲーと言われるアクションゲームの歯ごたえを融合したゲーム。
今回は体験版をPS5でプレイしました。
最初の感想としては、うまく無双系と死にゲーを組み合わせたなあという感じ。
無双系は敵をバッタバッタと倒していく爽快感がありますが、ボタン連打ゲーになりがちでした。
しかし、本作はボス戦が死にゲーとなったことで、うまく緩急がついた気がします。
また、通常の戦闘でも、敵を倒す際の演出が死にゲーっぽくなっていたり、敵の特殊攻撃を発剄(いわゆるパリィみたいな感じ)で返すが重要だったりと、連打ゲーになりにくくなりました。
かといって、大量の雑魚敵はやっぱりボタン連打で爽快に倒せるので、無双の良さもしっかり入っています。
体験版では、汜水関の戦いだけですが、プレイした感じではうまくバランスが取れている気がしました。
個人的には体験版の段階ですが、ゲームとしての出来は非常に良いと感じたので☆5。
無双系だと思わない方が良い
本作は無双の名前を冠していますが、これまでの無双系ゲームとは一線を画します。
というか、別ゲーと考えた方が良いかなと。
というのも、ボス戦がかなりアクションゲームとしての難易度が高いためです。
体験版では、ボスとして呂布が登場しますが、これはクソ強。個人的には、クリアを断念してしまいました。
逆に言えば、死にゲー系が好きなら、ハマれるでしょう。
難易度設定もできるので、アクションゲームが苦手なら一番簡単なものにすることをおすすめします。
やり込み要素が結構ありそう
体験版では、武器にレベルがありました。
なので、武器のレベルを上げるのか、集めるのかはわかりませんが、そのあたりがやり込み要素の1つかなと。
また、追加のバフみたいなものも種類があるので、様々な組み合わせができそうです。
このあたりの組み合わせを考えたり、揃えたりしていくのもやり込み要素になる気がします。
戦闘については、まず戦場を結構自由に動けるので、同じマップでも戦闘ルートをいろいろと変えながらより効率の良い戦い方を探すのも面白さかなと。
ボス戦については、死にゲーですから、言わずもがな。がっつりやり込む要素になると思います。
やり直し機能が素晴らしい
本作は無双系と死にゲーを組み合わせているのですが、実はこの2つは相性が悪いです。というのも、死にゲーは何度もやり直すのがゲームの基本なので、何度も同じ戦場を最初からやり直すことになるとすると、非常にめんどくさいからです。
しかし、本作では、そこをやり直し機能によって、解決しています。
具体的には、戦闘で敗北した後に、やり直す場所が決められるというもの。
これによって、敗北してもボス戦の前から始めることができますし、通常の戦闘でも途中からルートを変更して進行するといったことが可能になります。
無双系はどうしても単調になりがちで、敗北したときにまた最初からやり直すのが少し億劫な感じがありましたが、この機能によってそれも解消できています。
素晴らしいなと。
という感じで、個人的にはアクションゲームが苦手ということもあって、呂布が強すぎましたが、バリバリ死にゲー好きなら、かなり楽しめるのではないかなと思います。
プレイ動画
リンク
- 真・三國無双 ORIGINS
- 真・三國無双 ORIGINS(PS Store)
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