
富の再分配システムとしての宝くじは、意外と良いのかもしれない。
そんなことをふと思った。
良い点は、ランダム性。
つまり、公平であるということだ。
宝くじは、民間企業が運営しているが、富の再分配システムとして考えた場合には、政府が運営する。
月に1回ぐらい、例えば、1000万円を100人に配るみたいな感じ。
選ばれる人がランダム。
結構、面白い社会になりそうな気がするけど、どうなのだろう。
1億だと、人生が狂ってしまうかもしれないが、1000万は絶妙なところな気もしている。
また、当選するには、社会保障費を払わなければいけないといった条件を付ければ、皆、社会保障費を払うのではないだろうか。
加えて、生活保護などの世帯については対象外にする。
個人的にはベーシックインカムがベストだとは思っているけれど、実際問題、実現するには、新しいシステムを作らなければいけないのと、固定観念による抵抗感が強いようにも思える。
政府がお金を配ることに対して問題意識がある人もいるかもしれないが、そもそも論として、政府の1つの機能として富の再分配があるので、問題はない。
その再分配に、ちょっとだけ遊び心を加える感じ。
1000万円を100人だとすると、1億。年間で12億。政府の予算としては、非常に小さい。
特別会計の余りを割り当てるという方法もありそうだ。
少し予算が余ったから、国民に還元するみたいな。
それだと大きく歓迎されるだろう。
1人1円より、1000万円100人の方が、圧倒的に支持されそうな気がする。
100万じゃ、人生を立て直すには少なすぎるし。
どうだろうか?