あくまで個人的な考えをつらつらと書いたものです。時とともに考えは変わっていくので、書いている時点で思っていたことのメモ的なもの。
二極化の方向性は小泉政権時に国民が決めた
最近、日本でも二極化が起きていて、お金持ちと貧乏人がはっきりと分かれ、貧乏人が増えている状況になっています。
これを憂うというのもわかるのですが・・・、そもそも小泉政権の際に皆で投票して「二極化しようぜ!」って決めたことなので、それに憤るのも違うのかなと。
聖域なき構造改革という言葉に多くの人が熱狂しましたが、目指すところは成果主義、能力主義に向かい、ダメな奴は派遣社員にしようというものでした。
個人的にはすごく嫌だなあと。
終身雇用制度でぬくぬくと生きていきたかったのですが、結局国民投票もあり、皆で決めたわけです。
多くの人が自分には能力があると思っていた
当時は成果主義、能力主義によって収入が上がると思っていた人が多かったのではないでしょうか。
だから、小泉政権を支持したんだと思っていますが。
けれど蓋を開けてみると、能力があって収入が上がった人はごく一部で、多くの人は収入が減ったわけです。
それが今の状況。
だから、二極化の責任は国民にあるんですよね。
岸田総理が2022年に増税をするのは、国民自らの責任として反発がありましたが、それはまあ反発があるのはそうだろうと。
でも、二極化は国民が投票して決めたことですから。そっちは国民に責任があると言われても、仕方ないかなと思っています。
なので、二極化は問題じゃないです。皆が望んだことなんですから今更文句を言ってもという話。
だって、りんごとぶどうどっちが良い?って聞いて、りんご!と選んだ人がりんごを食べてみたら不味くて怒りだしたら、おいおいお前が選んだんだろう?って思うじゃないですか。
そういう話。
結局、多くの人が思い描いた自分は収入が上がるという考えが幻想に過ぎなかったことがわかっただけなんですよね。
投票は大事
で、最終的に何が言いたいかっていうと、投票って大事という話。
1票ので何が変わるんだ?って思うかもしれないですけど、結局みんなの1票が今の二極化構造を産み、貧乏人を量産し、そして自分がその貧乏人になってしまったという結果に、ちゃんと向き合っておいた方が良いんじゃないかなということです。
じゃないとまた繰り返すだろうなあと。