
高市首相になり、維新との連立から、国会議員の数を減らす方向に向かっている。
国会議員が減ると問題が発生するという意見もあり、果たして減らしたほうが良いのかどうかというのは、実際にやってみないとわからない気もする。
個人的には、国会議員は減らしてしまっても良いのではないかなと。
その際に発生するデメリットは、議員個人の力が強くなるという点。
100人の議決よりも、50人の議決の方が、1人あたりの票が重い。
ただ、国会議員の数が減ることで、根回しはしやすくなる。
単純に数が減るから。
結果として、政治が動きやすくなる可能性もある。
また、国会議員1人の力が強くなるということは、相対的に国民1人の力が弱くなる可能性もあるかもしれない。
ただ、それは現状の仕組みのままだった場合。
そもそも現状の選挙の仕組みも、いろいろと問題があると言われているし、一度、選挙の仕組み自体を変えてみるというのもアリなのかも。
個人的には、政策も含めて、国民投票がしやすい仕組みを作れば、少しだけ政治が面白くなるんじゃないかなとか。
これは、選挙の仕組み自体を変えるわけではなくて、選挙で選ぶ人の基準を変えるという考え方。
今の政治・選挙は、政党政治だ。
だから、政党がAと言えば、その議員はAに従わなければいけない。
ある法案について、A議員は反対の意見を持っていてもだ。
それが、個人的にねじれを生んでいる気がしている。
だから、政策ごとに、国民投票できる仕組みを作ることで、その政党政治を破壊するということ。
政治家は、新しい政策や法案を議論し、国会に提出するのがメインの仕事になる。
国民は、その政策や法案をしっかりと提出している政治家を選ぶという感じ。
また、国と地方自治を分けるのも必要かなとも思っている。
地方の政治は地方に任せ、国会議員は国策をメインにするということだ。
現在もそうなっているではないか、という意見もあろう。
個人的には、その地元との繋がりがとても強いように思えている。
いわゆる、地盤がないと選挙で勝てないというやつだ。
それもいろいろなねじれを生んでいるようにも思える。
その地盤を壊す必要があるんじゃないかなと。
国会議員が主にすべきことは、
- 外交
- 国民を守ること
- 富の再配分
あたりに絞っても良いのではないだろうか。
国民を守ることには、外敵という面と、ライフラインも含むようなイメージ。
あくまで、国全体としての役割をメインにして、地方が関係しそうなことは、地方分権するという感じ。
例えば、高速道路があったとして、これを国策でやるのではなく、必要と考えている自治体が連携してやるのはどうだろうか。
そうやって、地方と国会議員の繋がりを切っていく。
そうすれば、国会で決めるべきことがかなり絞られていく気がする。
国会議員を減らしても問題が無いのではないか。
また、重要な法案については、国民投票で決めるとすれば、そんなにしょっちゅう国民投票が発生するとも思えない。
国民投票については、当然ながらマイナンバーカードと紐づけた、電子投票で行う。
なりすましが心配という意見もあろうが、1億人いて、国民投票で過半数を取るには5000万人の票が必要になるわけで、それを買収するのはかなり大変。
金額的にもそうだし、買収がバレたら、確実に流れが変わるだろう。
あとは、投票の仕組みを作るだけだが、トラフィックの問題だけ、少し考える必要があるかもしれない。
中央集権的なシステムの場合、短時間に1億のトラフィックが発生したら、確実にパンクする。
だから、どこかのサーバを経由させてトラフィックを一時的に緩和、整理するか、またはブロックチェーンのような仕組みを使えるかもしれない。
と、話が逸れた。
まとめると、個人的には、国会議員を減らすためには、国会議員というか国会の権限を縮小し、重要な法案について国民投票がすぐにできる仕組みを作るのが良いかなという話。
単純に国会議員を減らすだけだと、それほど影響は無いようにも思えるので。
