希少種を残す意味はあるか?

投稿者: | 2025年7月11日

思ったことをつらつらと。

種の絶滅を防ぐために、人類は様々な努力をしている。

しかし、ここで一度考えてみたい。

果たして、数が少なくなった希少種を残す意味はあるのだろうか?

これは個人的な見解だが、意味論で言えば残す意味はあるが正解だと思う。

しかし、現象(出来事)として捉えれば、そこに意味は無く、残す残さないという議論自体が意味をなさないのではないか?

これまで地球には様々な種が存在していた。

それらは自然淘汰によって絶滅していった。

その絶滅は現象でしかない。

絶滅そのものに意味はないし、それを復活させることにも意味はない。

希少種がいなくなることで、環境が変化するかもしれないという。

確かにそうかもしれない。

しかし、その変化に対応できた種が残るだけではないだろうか。

適者生存。

それが自然界の掟であるならば、むしろ数が減っている種を残そうとする人類の試みは、その掟に反するような気もする。

種の存続を、我々人類が握ることは、人間の分を超えたものではないだろうか?

それとも人間はやはり自然をコントロールすべきなのか?

人類が自らの力で希少種を残すことは、自然なことなのだろうか?


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