
思ったことをつらつらと。
種の絶滅を防ぐために、人類は様々な努力をしている。
しかし、ここで一度考えてみたい。
果たして、数が少なくなった希少種を残す意味はあるのだろうか?
これは個人的な見解だが、意味論で言えば残す意味はあるが正解だと思う。
しかし、現象(出来事)として捉えれば、そこに意味は無く、残す残さないという議論自体が意味をなさないのではないか?
これまで地球には様々な種が存在していた。
それらは自然淘汰によって絶滅していった。
その絶滅は現象でしかない。
絶滅そのものに意味はないし、それを復活させることにも意味はない。
希少種がいなくなることで、環境が変化するかもしれないという。
確かにそうかもしれない。
しかし、その変化に対応できた種が残るだけではないだろうか。
適者生存。
それが自然界の掟であるならば、むしろ数が減っている種を残そうとする人類の試みは、その掟に反するような気もする。
種の存続を、我々人類が握ることは、人間の分を超えたものではないだろうか?
それとも人間はやはり自然をコントロールすべきなのか?
人類が自らの力で希少種を残すことは、自然なことなのだろうか?