タイトル
Money Tree(マネートゥリー)
テーマ
お金が出てくる錬金術があったら、現代の人間はどう行動するのか?
人間にとってもっとも大切なのは、お金か?
日本の道徳教育は、本当に正しいのだろうか?
あらすじ
主人公は、ふとしたことから錬金術を手にいれる。
お金に困らない人生。
湯水のように金を使い、贅沢をし、素晴らしい暮らしをしていた。
しかし、お金がなくて苦しんでいる人を見て、幼少の頃の母親を思い出す。
お金があれば、彼らは助かるかもしれない。
主人公は、彼らにお金を援助することにする。
みんな喜んでくれた。幸せそうな顔だった。
しかし、彼らは、またお金が無くなったと主人公に無心に来る。
そして、主人公からお金をもらえないことがわかると、態度を豹変させ、犯罪に走った。
何が幸せなのだろう。
何が大切なのだろう。
お金は生きていくのに絶対に必要だ。
あればあるほど良いのだろう。
ただ、お金があっても、お金がなくても大切なことがあるんじゃないだろうか。
それは人間として。
お金は欲しい。独占したい。そう、それは人間の性であり、当然のことなのだ。
なのに、なぜ、日本ではそれを否定するのか?
お金を稼ぐことが悪いような道徳許育の裏で私腹を肥やす大人たち。
そんな大人をみて育つ子どもたち。
一体、僕たちは、どんな社会を築き、どんな世界を生み出したいのだろう。
お金を奪い合う世界だろうか?
騙し合う世界だろうか?
僕は、もっとみんなが楽しい世界がいい。
そんなことを望むのは、ただの理想論者で、子どもの考えなのだろう。