
思ったことをつらつらと。
人間の脳が長期記憶できるようになったのではなく、長期記憶できる人間が残ったのが正しい。
長期記憶は経験値のようにたまり、レベルアップしているかのようだ。
動物も長期的に何かを記憶できるが、その容量は小さい。
犬がお手を覚えるように。
動物は長期記憶が無くても生きていける。
サルはどの程度学習できるのか。
あくまで推測だが、人間だけがこの長期記憶の能力を持ったことによって、他の種族よりも経験を保持しやすくなり、結果として繁栄することができたのではないか。
「俺だけレベルアップな件」というアニメ(元は小説)があるが、言ってしまえば「人類だけレベルアップな件」ということ。
だから、他の種を圧倒できた。
また、長期記憶と時間認識は切り離せない気がする。
その記憶がいったいいつの記憶なのかが大切ということだ。
時間の矢を認識し、長期記憶を持つことができるようになり、レベルアップできるようになったという話。
道具を使えるようになったのも、この時間認識と長期記憶があったからではないかということだ。
火が使えたから、人類は他の種より繁栄したわけではない。
経験を積み、レベルアップできるようになったからという話。
もちろん、他の動物もレベルアップはできる。
しかし、人類だけ、時間認識と長期記憶によって、レベルアップしやすくなったということだ。
RPGで経験値が増えるアイテムがあれば、それだけ早くレベルアップでき強くなれる。
別に魔法が使えなくても強くなれる。
大切なのはレベルアップできること、そもより早くレベルアップできること。
まあ、証明のしようはないけれど、人間がこれだけ繁栄できた理由の1つとして、考える余地はあるように思う。