育児が大変な理由の1つは、人間関係が固定化してしまうからではないか

投稿者: | 2025年9月4日

育児が大変な理由の1つは、人間関係が固定化してしまうからではないか。

ふと、そんなことを思った。

親子という関係は、逃げることができない。

そして、現状の社会では、育児を1人の人間が負わなければならない状態になっていることが多い。

専業主婦もそうだが、働いている人もその傾向があると個人的には思っている。

会社にしろ、学校にしろ、人間関係が固定化する環境というのは、いくつかある。

その人間関係が悪くなってしまうと、非常にストレスがかかる。

逃げることができれば、ストレスからは開放される。

会社なら辞める、転職することができよう。

学校だって、転校するという方法もある。

また、いじめなどは、公にすることで、解決する場合もあろう。

しかし、親子関係はそれが難しい。

関係性を断つということが、社会的に問題だとされているからだ。

もちろん、児相などに相談し預けるという方法もあろう。

ただ、それは社会的に良いとはされない行為だ。

昔は、両親といっしょに住むのが当たり前の社会だった。

だから、赤ちゃんや子どもの面倒を両親に見てもらうという方法もあった。

しかし、現代においては核家族化が進み、両親が近くにいないことも多い。

子どもを預ける場所があることは確かだ。

幼稚園や保育園など。

それによって負担を減らすこともできよう。

だが、結局それでは、人間関係の固定化を解消はできない。

それゆえに根本的な解決にはならない。

大切なのは、人間関係を固定化しすぎないことじゃないだろうか。

誰かに相談して、誰かに一時的に預かってもらえば、少しはそれが解消できるような気もしている。

そういう環境を作っていくことが大切なのではないかなと。

何が言いたかったかというと、単純に家事や育児の労働が軽減されれば、解消される問題ではないという話。

労働だけにフォーカスするのは、やはり仕事しかしてこなかった男性視点な気がする。

もっと、人間関係にフォーカスした支援、援助、環境づくりが、必要なのではないだろうか。

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