大戦シリーズ中級者による大戦初心者向けの内容です。個人的にやっていることや考えていることを書いていきます。
今回は士気差の話(Ver.1.0.0C時点)。
目次
なぜ士気計算が重要なのか
英傑大戦において、相手の士気がどの程度あるのかを知っていることは大きなアドバンテージになります。相手が計略を使えない時に一方的にこちらだけ計略が使えれば相手を一方的に倒すことができるからです。また、城ゲージで負けていても士気的に有利あれば逆転することもできます。
そのため士気計算は重要と言われているのです。
相手の士気を計算するのは難しい
しかしながら、士気計算はかなり難しいです。その理由として、昂揚の有る無し、流派 士気や戦器による士気アップ、計略による士気回収と士気が変動する要素が多いため。
さらに言えば、相手が使っている武将の士気をすべて把握し、使える計略があるかどうかをその場その場で判断する必要があります。
その上、英傑大戦は過去の大戦シリーズの中でもやることが多く、対戦中に厳密な士気計算もするとなると天才じゃないと無理なんじゃないかと個人的に思います。
士気計算を諦めるというのも手ですが、個人的になざっくり士気計算である程度判断しています。
ざっくり士気計算
ざっくり士気計算とは細かな士気の数は数えず、どっちが士気的に優勢かぐらいの感じで考える方法です。
具体的には、
- 一方だけが計略を使った
- お互いに使った計略で士気差ができたか
の2つの指標で、どちらが士気的に有利かを判断しています。
5段階の有利・不利判断
例えば、相手だけが計略を使ったら「有利」、お互いに計略を使って自分の方の士気が軽く士気差ができたら「ちょっと有利」という感じです。
逆に自分だけが士気を使ってしまったら「不利」、士気差ができてしまったら「ちょっと不利」という感じです。
よく「士気差ができたから良い」と言われたりするのは、まさにこの「ちょっと有利」になったことを表しています。
段階としてはこんな感じ。
- 有利
- ちょっと有利
- 互角
- ちょっと不利
- 不利
最初はこの程度のざっくりした感じで良いと個人的に思っています。
ざっくり戦況判断
さらに戦器と城ゲージの残量を加えれば、その時のざっくりとした戦況が見えてきます。
戦器の使用有無
感覚的なものですが、戦器は士気6計略ぐらいの強さの印象です。つまり、ざっくり士気計算で言えば相手だけが士気を使った状態と一緒で「有利」「不利」に相当します。
城ゲージの残量
正確に戦況を判断するには城ゲージ残量の数値に加えて、自分のデッキでどれだけ攻城が取れるか?も考える必要があります。ただ、それは難しいですよね。
ですので、両者の城ゲージの差でざっくり判断します。
両者の城ゲージに大きな差が無ければ「ちょっと有利」「ちょっと不利」という感じ。結構差ができちゃったなあと思ったら「有利」「不利」ということです。
これらの要素を合わせていくとざっくりとしたその時の戦況、つまり自分が有利なのか、不利なのかがわかるわけです。
有利・不利で戦い方やデッキを変える
有利であればそのままプレイすれば良いですし、不利だったら何かしらプレイングを変える必要があると言えます。
個人的に不利な時によくやるのは、士気をがっつり溜めて一気に逆転を狙うとか、刺し違える覚悟で殴り合いにするとかですね。
少なくとも不利だなあと思ったら、攻め方を変えています。また次の対戦に活かすことを考えますね。同じようなデッキと当たった時に前とは違う攻め方をしてみるという感じです。
デッキ的な相性もあるので、デッキのカードを入れかえるということもあります。
慣れてきたら士気計算も良いかも
プレイを重ねて慣れてきたら、士気計算をしても良いかもしれません。上級者の中には士気計算をしっかりやっている方もいるそうなので。
ただ、多くの方のプレイを見ている限り、程度の差こそあれ、細かな数値計算というよりは、ざっくり士気計算をしている人が多いかなと思っています。
実は回数を重ねるとわかりますが、ざっくり士気計算でも相手の士気が残りどの程度かがわかってきます。正確ではないですが、なんとなくです。
というのも、このざっくり士気計算は士気差に注目しています。つまり、士気差がわかれば、自分の士気から士気差を差し引きすることで相手の士気がわかるのです。
具体的には自分の士気が5で士気差が+2だったら、相手の士気は3ということ。
自分はそこまで細かく計算してプレイはしていませんが、士気7〜9あたりの大型計略が使えるかどうかぐらいはわかってプレイしています。そのレベルでもフリマ帯以外であれば勝てます。
さらに上を目指すのであれば、細かな計算をするのも1つの方法。ただ、厳密な士気計算は人によって合う合わないもあるので、あくまで方法の1つと考えた方が良いと思います。