Darkest Dungeon II – スキル解放や馬車の移動が個人的にはマイナス要素だがボス戦は楽しい

投稿者: | 2024年9月1日

評価・レビュー

☆4/5

4人でパーティーを組んで、ダンジョンを踏破していく、ローグライクRPG。戦闘はコマンド選択方式。

PS5でプレイ。

プレイするたびにポイントが貰えて、そのポイントでキャラクターを少し強くできたり、道中で得られるアイテムや装備品など開放していくというタイプ。

また、キャラクターのスキルは内省の神殿という場所に止まることで、5段階まで開放することができます。

パーティーの4人の組み合わせ、キャラクターのスキルの組み合わせ、装備やアイテムの組み合わせでかなり戦闘の有利不利も変わり、さらにストレスなどでマイナス要素が加わり、うまい組み合わせができたときや、ギリギリでボスを倒した時は非常に楽しいです。

ダルくて長い

ただ、全体的なプレイ感としては、ちょっとダレて長い・・・という感じ。

ゲームシステムとしては面白いのですが、如何せんキャラクターのスキル解放のために何度も周回する必要があり、何度も遊べるというよりは、何度も作業を繰り返さないといけないというのが個人的に結構ストレスに感じました。

また、ローグライク特有の次のルートを選択していくタイプなのですが、ルートを馬車で移動する際に、左右に馬車を動かすことができ、障害物を破壊するとアイテムなどが貰えたりします。

個人的にはこれも結構ダルかったです。

貰える報酬が大きいなら良いのですが、正直得られる報酬は大勢には影響しないことが多く、戦闘と戦闘の間に単調なミニゲームをプレイさせられている感を強く感じてしまいました。

あと、ある程度慣れてくると、雑魚戦がかなり作業感が強くて、無駄に戦闘も増えてくるので、その点もちょっとダルかったかなと。

その分、ボス戦は結構シビアというか、かなり考えながらプレイする必要がありますし、ギリギリの戦いになることが多いので良かったです。

といろいろな理由があって、クリアするまでモチベーションが持たずという感じでした。

このあたりは、ゲームに対する好みの問題かなと思います。

ちょっとずつキャラクターを強くしていくのが好きななら、かなり長時間遊べるゲームです。

個人的には、そういうのが結構苦手なので、肌に合わなかったかなと。もう少しサクサクとメインの戦闘を楽しめたらなあと。

これは個人的な推測ですが、育成要素を長くし、スキル解放しながらキャラクターの背景などを説明することで、キャラクターに愛着を持って欲しいのかなと感じました。

なので、好きなキャラクターを使ってとことん楽しみたいという人には向いているゲームだと思います。

一作目とは別ゲー

また、IIということで、本作は2作目なのですが、1作目とは戦闘システムはほぼ一緒ですが、その他の部分がかなり変わっているので、別ゲーだと思ったほうが良いです。

個人的には一作目の方が好み。

プレイ動画

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