
ふと、思ったことをつらつらと。
ブッダは解脱をした素晴らしい人という認識があります。
きっと、すごい人なんだろうなあと。
でも、ブッダってどうやって解脱したんですかね。
例えば、ブッダが現代に転生し、ブラック企業で働いていたとします。
その状態で解脱できたのかな?って。
ブッダって、仕事してたんですかね。
弟子がいて、その人たちがいろいろとやってくれていたのでしょうか?
だって、生きていく上では、食べ物を食べなければいけません。
その食べ物ってどうやって調達してたのかなって。
自分で全部作っていたんですかね?
個人的には、農作物を作ってくれる人がいて、ブッダが自分で農作物作っていたようには思えなかったのですが、どうなんでしょう?
ブッダって洞穴とかに住んでたんですかね。
自分で洞穴を見つけて、そこを自分で住めるようにしたのでしょうか?
それなら、DIYの才能もあったのかもしれません。
服とか着てなかったのかな?
なんか裸だったとう話は聞いたことが無いのですが、自分で服も作ってたのかな?
知らないけど。
何が言いたいかというと、結局、ブッダも社会の中で、他者が働き作ったものを受け取っていたんじゃないかって話。
誰かが作った農作物を食べ、誰かが作った布を使い、誰が作った建物で過ごしていたのでは?ということ。
で、そういう社会があったからこそ、ブッダは修行を続けられたのではないでしょうか。
つまり、ブッダが解脱できたのは、ブッダ一人の力ではなくて、社会があったからでは?という話です。
社会の中で他者との関係性、縛りがあったから解脱できたのでは?ということです。
もっと突っ込んで言えば、農作物を作る大変さ、布を作る大変さ、商売をする大変さを他者に押し付けているとも言えます。
まあ、ちょっと暴論な気もしてますけど(笑)
また、ブッダは解脱後、その考えを広めようとしたみたいです。
それも結構個人的には謎だったり。
だって、他者に執着しないなら、別に他者に何かを伝える必要ってないのでは?と。
自己満足で済ますのであれば、別に他者に伝える必要はないわけです。
でも、他者に伝えたかった。
そして理解して欲しかったのかなと。
それって欲なんじゃないかなって思ったり。
自分の考えを他者に理解してもらうのって、典型的な承認欲求だと思うのは、自分だけでしょうか?
また、他者にも幸せになってもらいたいというのは、結果として自分の幸せになっているから、利己的行動でもありますよね。
それって煩悩じゃないのかなとか。
まあ、これはちょっとうがった見方ですけど(笑)
このあたり、ブッダに詳しい人と話をしてみたいなあって思ったりしました。
あと、全然関係ないんですけど、そういう煩悩とか感情とか、無くしたものって、AIなんじゃないのかなと思ったり。
そう考えると、AIってすでに解脱しているのでは?
さらに言えば、無人島で一人で過ごすのが、一番の方法なんじゃないのかなと思ったり。
誰かに依存することもなく、自分しか存在しない状態。
すべてを自分で行い、生きていく。
そもそも1人で生きていくことに意味があるのかは、わかりませんが。
結局、他者の存在、社会の存在が無いと、解脱に意味がないのではないかなと思ったり。