あくまで個人的な想像をつらつらと書いたものです。そこには裏付けはありませんのでご注意ください。
目次
地域に密着したマッチングサービス
現状のマッチングサービスというのは、基本的には世界中とマッチできるのが特徴です。
日本人向けのサービスであれば、日本にいる人とのマッチングがメインになるかなと。
で、その際に一番問題になるのはロケーションだと個人的に思っています。
例えば、東京の人と大阪の人がマッチングした時に、実際に会えるかというと、なかなか難しいでしょう。
なので、多くの場合は、ある程度近い地域の人とマッチングすることになるわけです。
しかし、それでも問題は起きてしまいます。
例えば、千葉を例にすると、千葉駅と柏駅はかなり離れていて、正直、遠いです。
そうなってくると、ロケーションをもっと絞らないと、気軽に出会えないとも言えます。
であるならば、最初から近いロケーションの人とマッチングするのが手っ取り早いのではないか?ということです。
その時、ロケーションの情報を詳細にするという手がありますが、正直、マッチングサービスで詳細な住所を入力するのはかなり抵抗があるかなと。
ならば、物理的に遠方の人と通信できないネットワーク環境を使うのが良いのでは?というのが個人的な考えです。
Bluetoothは通信距離が狭い
Bluetoothは通信できる距離が数メートルから数十メートル程度と狭いです。
ですので、自分の生活範囲内の人しか通信ができません。
それを利用してすれ違い通信をしてマッチングさせるというのはどうだろうというわけ。
電車で移動していたとしても、すれ違い通信であれば、同じ電車に乗っている人とマッチングするわけで、かなり会いやすいでしょう。
多くの場合、会社に定期で通勤しているわけですから、会うとき電車料金を追加で払うこともありません。
従来のマッチングアプリではこれが難しいというわけ。
出会い以外のマッチング
マッチングサービスと言うと、出会い系がどうしても最初に来てしまいますが、それ以外のマッチングもしやすいかなと思います。
特にリアルなイベントや趣味系との相性は非常に良いかなと。
Bluetoothの通信範囲が狭いことから、そもそもロケーションが近いため、イベントなどにも参加しやすいですし、趣味の集まりなどもしやすくなるでしょう。
これはBluetoothのすれ違いマッチングサービスの強みだと思います。
例えばアルバイト探しとか
アルバイト探しは、非常に相性が良いように思いました。
アルバイト広告を探すときにも場所って重要ですよね。
2駅隣のアルバイト先って、通うのが大変でもあります。
しかし、普段生活している範囲なら、アルバイトもしやすいでしょう。
また、アルバイトを雇う側も電車賃を出さなくて良くなりますし、お互いにWin-Winになれる気がします。
IPアドレスで絞る限界
最近ではIPアドレスなどから地域を割り出して、ある程度地域を絞って広告を出すことができるようになってきています。
ただ、やっぱり遠いんですよね。
自分はYoutubeの広告に近い駅のお店の広告が流れることがあります。
確かに、行けない距離ではないです。
ただ、3駅ぐらい離れていますし、最寄りの駅にも同じようなお店はあります。
わざわざ3駅移動して行くメリットって、どこまであるでしょうか。
また、多くの人は働いていて平日は移動しますよね。
そう考えると、自宅のIPアドレスに最適化された広告は、自宅にいる時にしか役立ちません。
結局、IPアドレスで絞るのにはある程度限界があるということです。
つまり、Bluetoothの通信範囲で絞れば、さらに最適な広告が出せるでしょう。
歩いている時に近くのお店を教えてくれる広告
広告だけど、嬉しい広告っていくつかあると思います。
一番はセールなどのお得な情報でしょう。
会社勤めをしているなら、お昼のお得なランチ情報が広告として出てきたら、嬉しいのではないでしょうか?
クーポン配布なども良いですよね。
でも、多くの情報から自分がいる場所に近いところだけを探すのってかなり大変です。
そんな時、歩くだけでそういうセール情報を教えてくれたら、めちゃくちゃ嬉しいなと。
具体的にはお店側がBluetoothの通信範囲の人だけに、お得な情報を発信するということです。
これもBluetoothの通信範囲が狭いからできることです。
Bluetoothを軸にしたサービスは未来がありそう
と、他にも地域密着型のサービスもできそうだなあと思ったりして、Bluetoothを軸にしたサービスは未来がありそうな気がしています。
技術的な問題というか、Bluetoothの問題として通信できる量が少ないことと、おそらくPushをするのが難しいのかなというのが、個人的に思っているところです。
ただ、データ自体はサーバ側やアプリ側で保持しておいて、発信する側が常に情報を送り続けるような仕様であれば、うまくいきそうな感じはしています。
このあたり、もう少し掘ったら面白そうかなと。