Art of Wolf 小説・設定ネタ

投稿者: | 2021年10月7日

概要

主人公が目を覚ますと、見慣れないジャングルのような世界が広がっていた。周囲には、見慣れない人が10名ほど。なぜ、自分がそんなところに居るのか理解ができない状態で、友人の姿を発見する。状況を確認していると、いきなり岩場の上にいた人物が、自分の生命を賭けた人狼ゲームを開始すると大声で叫んだ。「さあ、ゲームを楽しみましょう!」

設定案

人狼ゲームのルール

バーチャル空間による人狼ゲームを行う。
参加者の中の人狼を投票で選ぶことができれば、村人側は解放される。
人狼が残れば、人狼側の参加者が解放される。
裏切り者は、人狼側が勝利した時に生き残っていれば解放される。
投票権は1人1票。譲渡不可。ただし、参加者同士のゲームによる対戦によって票を移動することができる。
投票は、6時間に1回想定。
投票で選ばれた人物は、人狼ゲームから除外される。
除外された人物は、案内役によってアートにされる(殺害される)。
バーチャル空間では、殺害ができないため、リアル空間においてアート作業が行われる。案内役だけがバーチャル空間とリアル空間を行き来できる。
参加者は、バーチャルマシンで寝ている状態で、起きることはできない。
参加者それぞれに、ゲームを有利に進めることができる1つ特殊能力が与えられている。

投票権の移動

ゲームによる対戦は申し込み形式。ゲームによる対戦を申し込む方が、プレイするゲームを選択する。
ゲームの対戦によって移動した票は、1回の投票後、リセットされる。
ゲームの対戦は拒否することが可能。ただし、拒否権は3回まで。
また、拒否された際に設定したゲームは、その参加者同士の対戦では設定できない。対戦を拒否するというよりも、そのゲームによる対戦をしないという感じ。
ゲーム内容は、勝利条件が決まっていれば、参加者同士が決定可能。テレビゲーム、ボードゲームなんでもOK。

参加者

参加者は、中学生から大学生までを想定。
主人公は、普通のゲーマー。
他の参加者で、現在想定しているのは、ギャンブラー、プロの棋士(将棋)、各種ゲーム(FPS、格闘ゲームなど)のランカー、メンタリスト、俳優など。

バーチャル空間

参加者は、バーチャルマシンで寝ている状態。
バーチャル空間では、痛覚や嗅覚、触覚、味覚などの感覚がない。
ただし、物理演算についてはソフトウェアで行っているため、ダイス(サイコロ)を振ったりすることができる。
普通にしゃべる以外に、全体や個人にメッセージが送れる。
データ化されたものは、すべて呼び出すことができる。具体的には本など。
設定上、様々なゲームがバーチャルリアリティで再現されている。
声は、ある程度の距離までしか届かない。空気の振動によって音声を伝えているわけではなく、距離を計算してその距離にいる人物に音声データが届けられるという仕組み。
参加者は、死なない程度に栄養剤を投与されている。

序盤のストーリーの流れ

主人公が目覚めて、友人と状況を確認。

ゲームの案内役に任命された人物が、このゲームについての概要を説明する。

ゲームが開始される。

初日は何も起きない状態で投票開始。

1名がアートにされる。

ゲーム対戦によって投票移動が起きる。

目覚めると孤島。主人公は人狼ゲームコロシアム(仮)に強制参加。
このゲームのルール説明と、この世界(バーチャルリアリティ空間)の説明。
人がアートにされる(殺される)ゲームに半信半疑。

実際に人がアートにされ、投票の重要性が高まる。
投票移動のゲーム対戦が行われる。
参加者の人数が減っていく。

このゲームは何のために開催されているのかについて参加者たちが議論。
その間もゲームは進行し、参加者の人数が減っていく。
主人公は、このゲームの違和感やおかしな点に気づく。

オチ。
ゲームの終焉(誰かが生き残り、人狼は誰だったのかが判明)。
なぜ、こんなゲームが開催されたのかのオチ。

テーマ

ボードゲームを知ってもらうきっかけ。
人間の本質とは何か?

12人の参加者+1名の案内役

十二支をもじった名前をつける。
十二支 – Wikipedia
フール:案内役
子:主人公の友人女性。ヒロイン
丑:フェイク(丑寅が鬼門であることから、彼らが人狼ではないか?と判断されるがフェイク、最初に案内した時に、丑寅の間に案内役。)。ちなみに牛は牛頭天王から、菅原という苗字が良さそう。
寅:フェイク
卯:このあたりはそのまま名前に使う。
辰:このあたりはそのまま名前に使う。読みは「しん」
巳:主人公(旧姓が蛇に絡んだ名前)
午:このあたりはそのまま名前に使う。読みは「ご」か。
未:このあたりはそのまま名前に使う。
申:このあたりはそのまま名前に使う。猿だとわかりやすいので。
酉:これは鳥にしようかと思う。鳥関連の動物、例えば雉とかでも良さそう。
戌:これは犬にしようかと思う。桃太郎の話とつなげてもわかりやすい気も。方角的な話。
亥:このあたりはそのまま名前に使う。読みは「がい」か。

あとタロットなどの意味も重ねていく。ヒロインが多重人格なので、それで数合わせする。

キャラクタ設定

主人公

大学生。いろいろと知っている。ゲーム好き。なぜ、彼がこのゲームに呼ばれたのか? このゲームの主催者がヒロインであり、関係性のある人間であれば誰でもよかった。ただし、ヒロインの最近の動向について詳しく知っている人間ではダメであったため、たまたま選ばれたというのが正しい。

ヒロイン

大学生。多重人格者。常に表にいるのは、人格管理者の人格。後半で隠れた人格が出てくる。このゲームの主催者。ただし、主催しているのは人格の1つ。ヒロインはそれについて知っているが、難しい内容については理解できないことと、彼女自身が人格としては下位に存在するため、自身に不利な発言はしにくいことがある。
また、言い淀むようなことがあるが、バーチャル空間におけるバーチャル酔いと判断されることが多く、その真意についてはわかってもらえていない。

案内役

連続殺人犯のアバター。中もそうかどうかは考える。
人工知能によるロールプレイ
13人が集まったうち、12人は人間がプレイ。1人は人工知能。そのため、ここに集まった12人の人間の皆さんという言葉には、案内役が含まれる。嘘はついていない。

本人確認方法

お互いにしか知らない過去の出来事を話すことで確認をする。また、答える時に右手を上げて相手の注意を引くことで、なりすましていないかを確認する。

オチ

とりあえず、金持ちの道楽系から入り、誰かの実験という考えを経て、ゲームによる人類の知性拡張を狙いとする。
そもそも、人間がコンピュータに負けてしまう、ロボットよりも環境適応能力が低い人間は種として危機に瀕することが目に見えている。
そこで、コンピュータやロボットが人間を越える前に、人間の知性の拡張を狙ったのが本研究。
極限状態において、人間はより力を発揮できるという点と、バーチャル空間、つまり肉体を超えた存在になれるかの実験であり、実験が成功した場合、人間は新たな領域を獲得できる可能性があるということ。
そして、ヒロインはこの研究に携わっており、志願してこの実験に参加している。
最終的なエンディングは、3パターンしかない。
ハッピー、バッド、あとは謎のまま。
たぶん、ほとんどの小説や漫画、ドラマ、映画のエンディングはこの3パターンのどれかだと思うし、組み合わせもある。
ハッピーエンドだけど、ちょっとバッドな部分が残ったりとか、謎を残して2につなげるとか。

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