
AIに頼ると、ほげほげみたいな記事をちょいちょい見かけるようになりました。
まあ、言いたいことというか、そういう感情が生まれるのは理解できるかなと。
一方で、AIサービスはどんどん進化し、AIを使う人は増えていっています。
この流れは、止めることはできないでしょう。
で、個人的にふと思ったのですが、AIを使うことで人間の脳が変化していくのではないかなという点。
特に小さい頃からAIに触れている子どもは、すでに脳に変化が起きているかも知れないと思っています。
それは、冒頭で書いたAIに頼ってほげほげということではなくて、インプット強化型みたいになるんじゃないかという話。
というのも、AIに質問をすると、膨大な回答が瞬時に返ってきます。
その量は圧倒的です。
それを繰り返すというか、日々、そんな状態で小さい頃から過ごしていたら、インプット量がかなり膨大になるんじゃないかなと。
あくまで昔に比べてということです。
で、その膨大なインプットに対して、脳が変化するのでは?ということ。
遺伝子的な話ではなくて、脳の環境適用と言った方が良いかも知れません。
そのとき、人間はどう変化するのだろう?というのが、気になりました。
というのも、アウトプットにかけては、AIに勝てる見込みは、今後なさそうです。
あくまで量の面だけの話ですが。
ただ、質についても、今後、進化していくことは間違いありません。
人間がアウトプットする必要性が無くなるというか。
そもそも、新しい情報をアウトプットする人間というのは、全体から見れば少数なので、すでに現状がそうなっているとも言えなくはないですが・・・。
まあ、それが加速するという感じでしょうか。
そう考えると、やはりアウトプットが重要な気もしてきます。
ただ、大概のことは、AIのアウトプットが勝ると思うので、折れない心が大切なのかも。
と、少し話を戻すと、人間の脳がインプット強化型になった場合、これまで以上に、人間同士の関わり合いが減るような気がしています。
いわゆる分断が加速するというか。
インプット強化型になったことで、アウトプット能力が高まれば良いですが、個人的にインプットとアウトプットは別物だと思っているのと、アウトプットは鍛えないと上達しないと思っています。
まあ、それが人間の弱点でもあるかなと。
AIは学習させてしまえば、アウトプットにすぐ影響が出ますからね。
一方で、インプットが強化されることで、新しいアウトプットが生まれる可能性も否定はできないというか、たぶん、新しいアウトプットは出てくるのだろうなという気もしてます。
それは、インターネットの登場でもそうですし、スマホの登場でもそうだったので。
楽観的かもしれませんが。
個人的には、もうそろそろ、AIやロボットに種としての覇権を譲り渡しても良い気はしてますけど。
さて、僕達の未来はどうなっていくのか。楽しみですね。