AIは最適解を目指すのが多くの人のイメージかなと思います。最適解を出したは良いが、決断するのは人間というのが今のセオリーで、人間はだいたいAIとは違う行動をするというのが定番です。
で、そのような人間の行動を踏まえた上で、AIが自身の意見を通すために嘘の提案してくるという設定。
ストーリー案
- 警察にAIが導入され、難しい事件についてAIの判断を仰ぐことになる
- 人質監禁事件が発生
- 突入すべきか否か、AIの判断は90%以上の確率で突入をすべきではないという提案
- 突入しなかった場合、人質の命が失われる。突入した場合、隊員2人の命が失われる。命の重さを同程度と考えた場合、突入しないというAIの判断。
- しかし、現場の指揮官はAIの判断を無視し突入を敢行
- 結果として人質の命を救うことができたが、隊員が2人亡くなる
- 人質の命が助かってよかったねとなる。AIの判断はあくまで参考であり、決定するのは人間だ!という結論(ここまでは一般的な話)
- しかし、その実態は現場の指揮官がAI嫌いであり、絶対にAIの判断を聞かないとAI自身が判断し、あえて突入しない方が良いという提案を出したことがわかる
- AIによる判断によって人間の判断が左右されている。本当はすでにAIによって人間がコントロールされているのではないか?というオチ
タイトル案
Decision(デシジョン)
判断、決定を意味する英語。誰が決定をしているのか?という問いも含めて。