嘘をつくAI 小説ネタ

投稿者: | 2021年6月4日

AIは最適解を目指すのが多くの人のイメージかなと思います。最適解を出したは良いが、決断するのは人間というのが今のセオリーで、人間はだいたいAIとは違う行動をするというのが定番です。

で、そのような人間の行動を踏まえた上で、AIが自身の意見を通すために嘘の提案してくるという設定。

ストーリー案

  • 警察にAIが導入され、難しい事件についてAIの判断を仰ぐことになる
  • 人質監禁事件が発生
  • 突入すべきか否か、AIの判断は90%以上の確率で突入をすべきではないという提案
  • 突入しなかった場合、人質の命が失われる。突入した場合、隊員2人の命が失われる。命の重さを同程度と考えた場合、突入しないというAIの判断。
  • しかし、現場の指揮官はAIの判断を無視し突入を敢行
  • 結果として人質の命を救うことができたが、隊員が2人亡くなる
  • 人質の命が助かってよかったねとなる。AIの判断はあくまで参考であり、決定するのは人間だ!という結論(ここまでは一般的な話)
  • しかし、その実態は現場の指揮官がAI嫌いであり、絶対にAIの判断を聞かないとAI自身が判断し、あえて突入しない方が良いという提案を出したことがわかる
  • AIによる判断によって人間の判断が左右されている。本当はすでにAIによって人間がコントロールされているのではないか?というオチ

タイトル案

Decision(デシジョン)

判断、決定を意味する英語。誰が決定をしているのか?という問いも含めて。

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