
でも、誰しもが同じような状態になる可能性があるんじゃないかなとも思う。
少なくとも反する意見が出てきたら、一度疑ってかかった方がいいんじゃないかなって。
ちゃんと情報収集できているか?
偏ったリソースから情報を得ていないか?
編集や記者をやっている時は、結構裏取りをしていた。
裏取りの時間って結構かかって、IT系は多くが海外サイトだから、英語の翻訳も必要で、実際にサーバー立てて試したりもしてたから、大変だった記憶がある。
それでも間違った情報が出てしまうこともあるんだけど。
一番怖いのは、切り抜き。
散々メディアが切り抜きで問題になっているにも関わらず、みんなサクッと騙されてしまう。
文章には文脈があって〜なんて誰でも知っているのに、サクッと騙されてしまう。
自分もそう。
サクッと騙される。
それは仕方ないかなというのが自分のスタンス。
大切なのは騙されていることに早く気づくこと。
時間が経てば経つほど、傷口はどんどん大きくなっていって、取り返しがつかなくなる。
後から騙されたと言っても、時すでに遅し。
だから、疑義が生じたら、確認すべきなのよね。
これは自分自身についてもそうで、なかなか実践は難しいんだけど。
ただ、1つだけ言えることがある。
それは、1つの情報リソースを信じるのは危険ということ。
最低でも情報は2つから取らないと駄目。
証拠があると言っても、切り抜きの可能性があるから、確実に違う視点の情報を集めたほうが良い。
それを怠ると、情報が間違っていた時に、手痛いしっぺ返しを食らう。
当事者がいるなら、確実に当事者の話を聞くべき。
2人いるなら2人とも。3人いるなら3人とも。
それをしないで1人からの情報だけで、確定してしまうのは本当に危険。
言葉はナイフぞ。
そして、覆水盆に返らずやで。