人気配信者になるための23のルール – まとまっていてわかりやすいが効果は薄い

投稿者: | 2024年11月11日

評価・レビュー

☆3/5

配信者として登録者数を集めるための基本的な方法についてまとめた本。

著者は主にOPENRECで活動をしている ぶれおさんです。

自分はYoutubeで主にゲーム配信をしていて、書かれていることはほとんど試しています。

ただ、それでもまだ試していないこともあったので、学びとなりました。

本書で個人的に一番良いなと思ったのは、全体的に見やすく、読みやすかったという点。

1つの見出しの分量が多くなく、サクサクと理解しながら読めます。Amazonで評価が高いのも、読みやすさという点が加味されるのかなと。

ネットでも情報が集まりますが、それぞれの話題がバラバラに書かれていることも多いので、こうやってまとまっているのを読むのは、効率的だと思います。

☆3にしたのは、効果という点。

例えば、本書では戦わない戦略として、

戦わない戦略 すでに実績もトークスキルもある配信者と正面から勝負しても厳しい戦いになるのは明白です、そこで、まずは競争の起きていない領域を狙いましょう。それが「戦わない戦略」です。具体的には、
・配信者が少ない時間帯に配信する
・人がやっていないゲームをやる
・人がやらない企画をやる
などを狙って配信してみましょう。

と書かれています。

これらの戦略について自分が試したところでは、Youtubeでの効果は低いです。

具体的には、約1年ほど朝5時からインディー系のゲームをメインに配信しましたが、ほとんど登録者や再生数は伸びていません。

また、『人がやらない企画をやる』というのも、個人的にはいろいろと試しましたが、登録者数や再生数の効果はほとんどありませんでした。

ただ、戦わない戦略の場合、少ないですが固定ファンがつくのは間違いないと思います。

というのも、他に競合がいないためです。

しかし、そもそも市場の牌が少ないため、大人気配信者になるのは難しいかなと。

Youtubeについて言えば、登録者数や再生数を伸ばしたいのであれば、他の戦略をおすすめします。

個人的にはまだまだ実験段階ですが、1年で2000人以上の登録者を集め、1年半で3500人近くまで育ったYoutubeチャンネルを持っていますが、むしろ上記は全く逆の戦略でした。

自分のゲーム配信チャンネル以外にも、もう1つ1000人越えのYoutubeチャンネルも持っていて、Youtubeのチャンネル登録者数1000人越えだけだったら、1年あれば誰でも何とかなると思います。

このあたりについては、もう少し成果が出てからまとめる予定ですが、たぶん数年後かなと。

という感じで、話がそれてしまいましたが、まとめ方と読みやすさなどから☆3としました。

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