評価・レビュー
☆5/5
高校生 加藤木(奥平大兼)はとある目的のため、学校へ向かう早朝始発の電車に乗ったところ、あまり話したことがないクラスメイトの殺風景(山田杏奈)が乗っていた。気まずさの中で、なぜ早朝電車に乗っているのかを探る二人だったが、殺風景から「加藤木君、アリバイづくりはうまくいきそう?」と言われ、加藤木はたじろいでしまう。そして、殺風景が早朝電車に乗る理由に行き着き・・・。
という感じで始まる物語です。
大枠は、殺風景と加藤木の二人の物語なのですが、2話以降では、様々な高校生が登場し、それぞれが抱える「青春はきっと気まずさでできた密室だ」をテーマに話が進んでいきます。
他の高校生の話は殺風景と加藤木の物語とはつながっていないオムニバス形式のドラマです。
シチュエーションがいろいろとあるので、きっと青春時代に感じた気まずさを思い出し、少しほろ苦さを感じることができるのが個人的にはとても良かったです。
各話30分と短いのでサクッと見れるのも本作の良いところ。
制作はWOWOWです。
最近、アマプラで結構WOWOWの作品が増えていて、ちょこちょこ見ているのですが、どれもクオリティが高くて驚きました。