2021年4月1日にVer.3.1.5へのアプデがありました。戦闘バランス調整はカードとヒーロアーツの修正。
バランス調整まとめ
ざっくりまとめると
- 忠誠無き服従(TFS 025) MP低下で上方修正
- ロケットランチャー(T009) 威力低下も両脇にもダメージで上方修正
- 最終兵器(ジルのヒーローアーツ)AP低下、入手したロケランのMP低下で上方修正
- 気功掌(春麗のヒーローアーツ) AP低下で上方修正
- 大神降ろし(アマテラスのヒーローアーツ) AP増加で下方修正
という感じ。詳細については「【Ver.3.1.5】バランス調整の実施について」をご確認ください。
調整の意図
使われていないヒーロアーツの強化と、TEPPENの「後出しが強い」という根幹的な課題を解決するための調整という印象です。
ジルのヒーロアーツ 最終兵器で得られるロケットランチャーは強いカードではあったのですが、
- 緑属性のアクションカード 三角飛びなどのシールドであっさり防がれてしまうこと
- MP3でアクティブレスポンスで使いにくいこと
から、ヒーロアーツとして大きな欠点がありました。
今回のアップデートでは、威力が10から8に下がったものの両脇のユニットにも4ダメージを与えるようになりました。これでシールドで防がれたとしても、両脇のユニットは倒せるためユニット排除能力が高くなり、使い勝手は良くなったと思います。
また、MPが3から2になったことでアクティブレスポンスで使いやすくなったのが一番のメリットかなと思います。
春麗のヒーロアーツ 気功掌はAPが下がっただけですが、そもそも気功掌をメインとしたデッキが見つかっていないのが使われていない原因かなと思います。具体的にはシールドを得ると効果が発動するようなギミックが登場しないと使いづらいだろうなと思います。
ただ、APが下がったことで使える機会が増えたので、ユニットをワラワラと出すようなデッキだったら、結構良いかもしれません。バージョンアップ後にデッキは考えてみようかなと思っています。
ランクマへの影響
ざっくりと結論から書くと
- 最終兵器ジルデッキは増加でロケラン乱舞
- 後出し成長大神降ろしデッキは横ばい
- 気功掌 春麗は最初増えるがすぐに減る
という感じだと思います。
ロケランジルデッキは増加でロケラン乱舞
ヒーロアーツ 最終兵器 ジルを使ったデッキは、かなり増えると思います。最終兵器の最大の欠点であったロケットランチャーのMP3が、最終兵器を使うとMP2になるので使いやすさが圧倒的にアップしました。
アクティブレスポンスでのロケットランチャーはかなり嫌なカードになったなと思います。
前バージョンまではユニットが1体だけしか倒せませんでしたが、隣の枠にもダメージを与えることができユニット排除力がアップしたことで、いわゆるユニットをたくさん並べるデッキ(ウィニーデッキ)にはぶっ刺さりますね。
正直、バージョンアップ後一気に増えて、ある程度減りはすると思いますが、かなり使われると思います。たぶんロケラン乱舞になるでしょう。
後出し成長大神降ろしデッキは横ばい
Ver.3.0.5でお市の登場などにより、後出し成長大神降ろしデッキは結構減りました。しかし、それでもランクマ上位帯には、後出し成長大神デッキがいる状況です。
後出し成長大神降ろしデッキは前述したTEPPENの「後出しが強い」という根幹的な課題を大いに活用したデッキです。本質的には後出し成長デッキ自体が強いのですが、大神降ろしと使われることがほとんどです。そのために、今回ヒーロアーツのAP増加とう修正になったと思われます。
ただ、大神降ろしの上昇値はAP21からAP23への2アップなので、影響は少ないでしょう。というのも、大神降ろしを2回使うというケースはあまりないためです。
気功掌 春麗は最初増えるがすぐに減る
前述したようにAPが下がって使い勝手が圧倒的にアップしましたが、デッキが見つかっていないというのがヒーロアーツ 気功掌の最大の欠点でしょう。
TEPPENのヒーロアーツの場合、デッキとの相性が良いものが選ばれることが多いです。春麗の気功掌は、ユニットを多く並べるデッキで使うのが良いですが、今のところ緑属性単色で組むのは難しいです。結果として気功掌が使われていないことにつながっています。
バージョンアップ後はみんな試して使うように思いますが、専用のデッキを作る必要があるので、すぐに減ると思います。
何かブレイクスルーがあれば、一気に増加するかもしれませんが、新しいカード追加もなく、カードのバランス調整も少ないので難しいでしょう。