評価・レビュー
☆4/5
Undead Horde 2: Necropolisは、倒した敵ユニットの残骨を生き返らせて味方のユニットにして戦うRPG。
戦闘はリアルタイム。主人公のネクロマンサーは近接攻撃と魔法攻撃ができ、味方ユニットは勝手に戦ってくれます。
前作のUndead Hordeでは、蘇らせた敵がそのまま仲間になるシステムでしたが、本作では自分で指定したユニットとして仲間になるので、自分で好きなユニットを使って軍団を編成しやすくなりました。
ガイドがかなりしっかりしているので、指示された内容に沿って進めていけば、それほど迷うことはないかなと。
ネクロマンサーが持つ装備品については、敵から入手したり、宝箱からゲットしたり、合成したりでき、ハクスラ要素があるので、装備品の練り込みがいはあります。
ただ、難易度は低いので、そこまで装備品にこだわらなくても良く、敵が強くてクリアできないということもないと思います。
クリア後は強いままさらに敵が強くなってリスタートでき、一部内容が変化したりする模様。
クリアまでのプレイ時間も10時間程度と、個人的にはちょうどよいかなと。
倒した敵を生き返らせるというゲームシステムが面白いと感じるなら、楽しめるゲームかなと思います。
個人的な好みで言うと
前作もそうでしたが、倒した敵を生き返らせて仲間にするというゲームシステムは非常に面白いです。
孫子の言葉に「智将は敵に食(は)む 」というのがあります。
これは智将は敵軍が持っている糧秣などを奪って戦うことで、兵站の問題を解決するという意味。
本作もその点では、倒した敵を味方にする現地調達がメインなので、まさに敵に食(は)む かなと。
ただ、全体的に少し単調な感じは否めません。
これは敵が弱いというもありますし、軍団の編成をそこまで考えなくても敵を倒せてしまうというのもあるかなと。
あと、これは個人的にですが、隠された宝箱を探すシークレット要素があって、それもちょっとめんどくさかったかなと。
ハクスラなので、どんどん進めていくと強い装備が次々出てくるので、そもそもシークレットの宝箱を取らなくてもクリアできてしまいます。
つまり、ゲームシステムとしての相性が悪いんですよね。
また完全にこれは好みの話ですが、個人的にはローグライク的な感じにした方が面白かったんじゃないかなって思います。
もっとストーリー的な物を短くして、お使いみたいなクエストも無くして、軍団vs軍団をメインにする感じ。
TDみたいな感じでも良いかなとは思います。
何が言いたいかというと、様々なゲーム要素の組み合わせによって、一番面白い倒した敵を仲間にできる点や軍団編成部分が薄まってしまったのがもったいないなということです。
個人的にですが、ファーストクイーンに代表されるたくさんのキャラクターが一斉に戦闘をするごちゃキャラシステムは好きで、本作もごちゃキャラ感はすごく良い感じだと思っています。
ただ、それが自分がハマるようなテイストではなかったかなと。
その点で自分の中では評価が上がりきらなかった感じがします。
配信動画まとめ
クリアまで配信しながらプレイした時の動画まとめです。
リンク
- Undead Horde 2: Necropolis
- Steam:Undead Horde 2: Necropolis
- 「Undead Horde 2: Necropolis」をApp Storeで – Apple
- Undead Horde 2: Necropolis – Apps on Google Play
- Undead Horde 2: Necropolis を購入 | Xbox
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