韓国映画 ソウル・ステーション/パンデミック – 意外な結末が良かった

投稿者: | 2024年2月16日

評価・レビュー

☆4/5

ゾンビ映画の傑作「新感染 ファイナル・エクスプレス」の前日譚を描いたアニメ作品。

ヒモ男 キウンを養う元風俗嬢のヘソンとヘソンを探す父、ヒモ男 キウンがゾンビに溢れたソウルをサバイバルするという話。

かなりざっくりした説明ですが、あまり細かいこと書くと面白くなくなってしまうので、まあよくあるゾンビ物かなぐらいの感じで観てほしいかなと。

アニメーションということで、リアルに比べるとグロさは抑えめな感じですが、やっぱゾンビ物なので、ある程度はブシャブシャと飛び散ったりするので、その手の作品がだめな人にはおすすめしません。

個人的にゾンビ物が好きなのと、最後の結末が面白かったので☆4としました。

また、韓国系のドラマや映画が好きだとしても、本作は結構テイストが違うので馴染めない人はいるかなと。

絵柄も日本のアニメとは違いますし、そこも好みが出そうな作品かなと思います。

ツッコミどころ満載というツッコミ

映画などの作品の場合、どうやっても時間という制限があるため、ある程度端折ったり、抽象化したり、話の都合上、アホなことをしたりするのは仕方ないかなと。

というか、逆にそのあたりのツッコミどころを無くしていくと、作品としてはクソつまらなくなるんですよね。

例えば、予期せぬ事故で犯罪を犯してしまった時、冷静に警察に連絡したら、そこで話が終わりなので。

そんな話観たいですかね?

結局、主人公ってのは、大体愚かなことをするのが定番なんです。じゃないと、面白くならないので。

また、ツッコミどころ自体も、その映画の面白さでもあるかなと、最近は思っています。

ツッコミどころのない作品って、愛されない気がしているので。個人的にですけど。

例えば、ホラー映画ってあるあるが結構あるんですよね。殺人鬼に追われた人は大体コケるとか。

そういうツッコミどころも含めて、ホラー映画って愛されているんじゃないかなって思っています。

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