ジョン・スチュアート・ミルの自由論からの引用。
知力も精神力も、筋肉の力と同じく、使って初めて向上するものだ。
自由論 (光文社古典新訳文庫)
ものごとを、ただ他の人がするから自分もする、他の人が信じているから自分も信じるというのでは、能力は鍛えられない。
歳をとってわかるのは、昔勉強したことなどをどんどん忘れてしまっていること。
なので、勉強を止めてしまうと、その時点から下り坂なんですよね。
そういう意味でも、勉強というか、新しい知識を入れ、自分で考えるというのが大切かなと。
人間は考える葦である
フランスの哲学者 パスカルの言葉に「人間は考える葦である」があります。人間は葦のように弱いけど、考えることができ、考えることが人間の本質的な意味です。
個人的にも考えることって重要だなあと最近実感しています。
一番如実に思うのは、考え無しに他者の意見を否定してしまうことかなと。
反射的にイラッっとして、相手を攻撃してしまう感じ。
これは本当に良くないなあと。
あと最近感じているのは、ひろゆきさんの言動を真似て論破しようとしている人かな。
例えばソース出せみたいな。で、ソース出したら黙るという。
これは完全に考えることを放棄していて、ソースが出てきたら、それを元にまた考える必要があるんじゃないかなと。
このあたり最近、多いような印象。
真似するのは良いというか、そもそも学ぶとは真似ぶから来ているという話もあるので、問題ないですが、そこで止まってしまったら、ただの劣化コピーでしかないんですよね。
そういう意味で自分の頭で考えることって大切なんじゃないかなと。