評価・レビュー
☆4/5
主軸は不可解なビジョンがたまに見えるルーシーと感情がほとんどない息子 アイザックが連続殺人事件に巻き込まれていくサイコスリラーなんだけど、それは前振りというか前段で最後の第6話で一気にそれまでの謎が明かされていき、全然違う話になる感じ。
なかなかに評価が難しく、話の内容もネタバレしちゃうところがあるので書きにくいなと。
個人的にYoutubeで公開されているオフィシャルトレーラーがこの作品を端的に表している気がしたのでご紹介。
具体的にはこんな感じ(自動翻訳なのでちょいと変な感じはありますがご了承くださいませ)。
謎の男が尋問を受けているシーンで、
あなたはタイムトラベラーですか?それとも占い師ですか? どちらでもない。そして両方だ。
と答えています。これが何を意味しているのかを知りたいなら見るべしって感じかな。
個人的にネタとしては面白かったです。ただ、1話〜5話までが全部前振りなので少し長い印象があります。で、それを見てないと最終話のネタバラシの意味がわかりにくいところもあるのでなかなかに見応えがある感じ。
タイムトラベル、タイムループ系の作品が好きならおすすめ。
あらすじ
ピーター・キャパルディ、ジェシカ・レイン主演、全6話の手に汗握るサイコスリラー。毎日、午前3時33分ちょうどに目が覚めてしまうルーシーは、長い間、不可解な現象に苦しみながら日々を暮らしていた。そんな中 発生した残虐な連続殺人事件の先に待つ、疑問の答えとは。
アマプラ:デビルズ・アワー ~3時33分~
2022年のAmazonオリジナル作品。
ちょいネタバレありの感想
本作ではすべて紐解かれていませんが設定が面白いなと個人的に思いました。
前述の謎の男は何度も人生をやり直していると述べていて、ルーシーが見るビジョンは以前ルーシーが体験した人生をビジョンとして見ているというわけです。
で、そこまでならまだ良いのですが本作のラストは主人公が急に違う職業の人物になって終わります。
これが違う人生をもう一度やり直しているのか、それともパラレルワールド的なものなのかはわからんところ。謎の男の説明としてはループしながら少しずつ世界がズレているという表現をしていました。
また、ルーシーの母親と息子は何かが見えています。で、人生のやり直しであるならば何かが見えるのはちょっと変な感じがするので、やはりパラレルワールドの人が見えているんだろうなと個人的には考えました。
なので結構話としては複雑な感じ。また、息子のアイザックの存在についても存在しない子どもと表現されていますが、そもそもパラレルワールドなら存在を否定することはできず、何をもって存在しないと言い切っているのかは不明。
シーズン2があるのかどうかはわかりませんが、このあたりは結構投げっぱなしなのでモヤッとしてしまうかもなあとか思いました。
リンク
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- アマプラ:デビルズ・アワー ~3時33分~
- デビルズ・アワー〜3時33分〜 – Wikipedia