映画 インクレディブル・バルク – モックバスターというジャンルみたい

投稿者: | 2022年10月15日

評価・レビュー

☆4/5

ハルクではなくバルクです。インクレディブル・ハルクのオマージュB級作品的な感じなのかなと。たぶん。

調べてみるとモックバスターというジャンル(?)のようで、元になっているインクレディブル・ハルクなどの宣伝をするためのものみたいです。話題作り的な感じですかね。ただ、それを逆手にとって視聴者に混同させて購入させるというのもあるみたいで、線引は曖昧みたい。

特徴としては全編 グリーンバック撮影+CGという点。まあ、ハリウッド映画とかもグリーンバックはかなり使われていますが、背景はB級ということでわかりやすい合成になっています。また、本作で使われている画像のほとんどはWebサイトから購入したもので独自に撮影したり、作ったものではないのも凄い点。

話はあってないようなもので、スペシャルな人間を作る実験をしていた科学者が自分を実験台にしてバルクになっちゃうって感じ。

また、最初から大手映画製作会社をパロってくるので、そういうのが好きなら楽しめるかなと思います。

まあ、この手の作品は観たい人だけ観れば良いので、普通の人には全くおすすめしません。

個人的にはそこそこ笑えたのと、撮影手法の潔さ、そしてインパクトで☆4としました。作品としての評価というよりも個人的に好きということで、かなり甘めの評価。

あらすじ

アメリカ政府が秘密裡に開発を進めていた「超人血清」を自らに注射してしまった科学者のヘンリー・ハンクは、怒りを覚えると紫色の巨人バルクに変身する能力を得る。しかしその強大な力を制御できずに暴走した彼は囚われの身となってしまう。世界中にミサイル攻撃を仕掛けるマッドサイエンティスト、ドクター・カントラブの暗殺作戦を米軍に命じられたハンクは、博士の居城に単身で突撃する。しかしそこには恐るべき陰謀が渦巻いていた……!(C) MMX LAYBL PRODUCTIONS,INC ALL RIGHTS RESERVED

アマプラ:インクレディブル・バルク

原題はThe Amazing Bulkで2012年作品。

リンク