評価・レビュー
☆4/5
「僕を殺した犯人に、全財産を相続させる」という元彼で大手製薬会社の御曹司 森川栄治(生田斗真)の遺言状をきっかけに、弁護士 剣持麗子(綾瀬はるか)と、栄治の別荘の管理人 篠田敬太郎(大泉洋)の凸凹コンビが、様々な事件を解決していくミステリドラマ。
最初見始めた時は大作系かと思いましたが、小ネタ系のミステリで、登場人物たちの掛け合いを楽しむのがメインのドラマかなと思います。
個人的には剣持麗子が元々所属していた大手弁護士事務所の創業者で上司の津々井君彦(浅野和之)のキャラクターが良い感じで楽しめました。
ミステリなのでネタばらししてしまうと面白くないので書きませんが、過去の名作ミステリ小説になぞらえた事件の作り方は、ミステリファンならニヤリとしてしまう設定かなと思います。アガサ・クリスティなどはすでに古典に入ってくるので、若い人にはちょっと縁遠いかも。
原作は
新川帆立先生の同名小説で、第19回『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作。
ドラマ版ではオリジナルストーリーが追加されているのと、結末も違っているようですね。
凛とした綾瀬はるかさんが格好良い
本作のメインはやはり綾瀬はるかさんでしょうね。弁護士役の凛とした演技は個人的に好感を持てました。こういう役の方が、今の綾瀬はるかさんには合ってるんじゃないかなあと。綾瀬はるかさんが好きなら確実におすすめ。