評価・レビュー
☆5/5
デッキ構築要素がないSlay the Spireみたいな感じ。3人のキャラクター(使徒)を選び、進む道を選びながら敵を倒していき、最終ボスを倒すのが目的。経験値という概念はなく、イベントをクリアすることでキャラクターの能力値がアップします。
戦闘ではスキルで攻撃したり回復したりして戦います。スキルは同じものを集めるとレベルアップ。イベントや入手できるスキルはランダムではあるので、そのあたりがローグライクという感じです。
自分はPS4でプレイしましたが、SteamにてPC版が先にリリースされています。
個人的には次に述べる悪魔モードというアイデアで☆5評価。ゲームとしてはローカライズでの甘さがあり、☆4という感じです。とにかく悪魔モードが楽しすぎます。
悪魔モードが楽しい
本ゲームの最大の特徴はチートできる悪魔モード。
敵の体力や霊力を下げたり、敵のバフを自分につけたり(逆もできる)、イベントの成功確率を操作したりなど、まさにチート的なことができます。悪魔モードを使うには邪気が必要で有限です。逆に言えば、この邪気をどう使うかが本ゲーム攻略のポイントとも言えます。
最初はこの悪魔モードの使い方がそこまで理解できていないので、面白さが十分伝わりにくいかなと。数回プレイしてゲームシステムを理解できると、この悪魔モードの面白さ、素晴らしさに気付かされます。
使徒はドラキュラやブラッディマリーなど
本ゲームの主人公たちは悪魔側で、ドラキュラやブラッディマリー、首なし騎士、リリスなど。
ゲームをプレイしていくと使える使徒が増え、また新たなスキルやレリックが開放されていきます。難易度はストーリーをクリアすると、さらに難しいストーリーが増えていくというタイプです。
気になった点など
洋ゲーということでローカライズが甘いところがあります。日本語の意味がおかしかったり、日本語化したことで説明文が他のウィンドウにかぶって見えなくなっていたりなど。まあ、このあたりは洋ゲーをプレイしている方なら、それほどデメリットには感じないかもしれませんが、あまり洋ゲーをプレイしない人だとちょっとプレイしにくさを感じると思います。
また、スルメゲーではないのですが、初回のプレイだと面白さが微妙にわかりにくい感じです。個人的に初回プレイで面白さを感じたものの2回目をプレイするかどうかで迷いました。しかし2回目をプレイしたらゲームを段々と理解でき、3回目をプレイしたら面白さが増しました。つまり、ゲームの面白さを理解するには、ある程度プレイしないといけない感じです。これはちょっと足を引っ張っている点かなと思います。