Youtubeで公開した動画の解説記事です。
デッキコンセプト
ティーポ(DOW 085)を主体にしたデッキです。ティーポのクエストレベル上げと、幻影の地(DTL 082)でドメガを引っ張ってきて、ガンガンドメガを打ちながら場を制していくというコンセプト。
幻影の地とティーポの相性がいい
幻影の地は黒ユニット限定の探索カード。現在のスタンダード環境で黒ユニットの探索持ちは
- ティーポ
- キノコルゲ
- ミクバ
- ジル・バレンタイン
- 徘徊する殺人鬼 リサ
- 破壊の守護神 ミリア
です。
それぞれでいろいろと試してみたのですが、一番ティーポのドメガが使いやすかったです。理由としては、やはりユニット自体のMPが重いこと。MP5だと現在のスピード感ある環境には対処しづらい印象です。
ティーポの場合、ドメガに加えてクエストLv3でさらに追加ダメージも狙えるため殲滅力が高く、さらに俊敏持ちなのでそのまま攻撃が入りやすいのが特徴。
また、ドメガ自体も強いのでティーポがアクションカードで狙われた時に幻影の地でドメガをゲットするだけでも十分リターンがあります。
犠牲のデメリットを補うためお市投入
当初はティーポメインにしていたのですが、犠牲ダメージも大きく、いまいち勝ちきれないことが多かったです。そこでDeflying the Light(DTL)のお市を投入しました。
また、同じDTLのカード 従者からの諭しと女神の短剣も投入しています。これらにより、犠牲で減ったヒーローのライフを回復することができるようになり、終盤の粘りが増しました。
しかし、その分ティーポの良さを活かせなくなってしまうデメリットが発生します。そこで神力の譲渡を使ってみたら、相性が良かったです。
神力の譲渡は必須
以前に神力ラマーシュデッキで、裏切りの暴雷 ラマーシュと神力の譲渡を組み合わせたデッキを紹介しました。
前述したようにティーポをより場に出しやすくするため、本デッキでも神力の譲渡を投入しています。モンスターユニットをティーポのみにしておけば、墓地に落ちたティーポを確定でEXポケットに加えることができ、さらにMP-1ですので神力の譲渡のMPロスもほぼありません。
神力の譲渡の有る無しで、かなりティーポが場に出せる回数が変わって来るので、個人的には必須カードかなと思います。
またデッキからティーポを出すために下僕の使役、墓地から出すために因縁の小競り合いを入れています。しかし、これらのカードはお市などの他のカードが出る場合もあるので、そこまで期待はしていません。ティーポが出たらラッキーぐらいの感じです。
ヒーローアーツは棘とばし一択
ヒーローアーツもいろいろと試したのですが、やはりネルギガンテの棘とばしが一番良かったです。
犠牲デッキなのですぐに最大ダメージ12が溜まりやすいというのもありますが、ティーポのHPの低さが結構ネックですぐに倒されてしまうことが多く、形態変化がうまくハマらないことも多いです。また、形態変化にするならもっとユニットカードを入れないとダメですね。
また、棘とばしで敵を一掃後にティーポの攻撃がガンガン入りやすいというのもあります。
嘆キ、喚イテ、朽チ果テヨ!も良さげですが、どうしてもヒーローアーツのAPが28と高いこともあり、ヒーローアーツを使う前に盤面で詰んでしまうことも多いので、やはり棘とばし一択かなと思います。