評価
☆4/5
パニック ~秘密のゲーム~はAmazonオリジナル作品ドラマ。原作はローレン・オリバー先生の同名ベストセラー小説。
デスゲーム系かなと思ったら、そういうわけではなかったけれど、普通に面白かった。ジャンルとしては青春サスペンスみたいな感じかな。
ポイントしては、
- ティーンエイジャー的なノリ
- ヘザー(オリビア・ウェルチ)の成長
- アメリカドラマよろしく次が気になる引っ張る展開
という感じ。
話としては
田舎町カープでは高校を卒業した若者のみが参加できる度胸試し勝ち残りゲーム パニックが毎年行われていた。優勝すれば大金を手に入れることができ、人生を変えることができる。ヘザーはコツコツためたお金で大学進学を考えていたが、そのお金が無くなってしまい、自分の夢を実現するためにパニックに参加することになる・・・。
ティーンエイジャー的なノリ
原作者がヤングアダルト向け小説が得意ということもあって、展開が海外ティーンエイジャー的なノリです。そのあたりは好みはありそうですね。
いろいろと突っ込みどころはありますが、そこは田舎町のティーンエイジャー。そして10代といえば恋愛ですね。このあたりもツッコミどころはありますが、まあティーンエイジャー。若気の至りってことで。
逆にいえば、そういうティーンエイジャー的なものをうまく表現していると言えますね。
ヘザーの成長
本作の話のメインは主人公ヘザーの成長なのかなと。演じるはオリビア・ウェルチさん。最初は乳臭い感じのちょいダサめな女子高生で、話が進むにつれて成長していくヘザーを上手く演じていると思いました。
また、見せ方の上手さもあると思いますが、恋愛シーンでは大人っぽさと子供っぽさが同居していて、独特の魅力があります。彼女を見るために本作を観ても良いかなと思えるレベルです。
Netflixで公開されているフィアーストリートの主役 サムフレイザー役に大抜擢され、本作でも主役ということで、今後様々な映画やドラマで活躍しそうですね。ちなみに次回作はThe Blue Rose as Detective Lillyで主演の予定だそうです。
そういう意味では今のオリビア・ウェルチさんの魅力をじっくり味わえる作品なんだろうなと思いました。
ちょいネタバレあり感想
個人的にですが、トラのシーンはわかってはいますけどかなりドキドキしましたね。ターゲットがヘザーの妹ということで、余計に緊張感が伝わってきました。
ラストは次回作へのフリをとりあえず入れた感じですが、人気があったらやるという感じでしょうね。主演のオリビア・ウェルチさんも忙しくなりそうな感じですし、歳を取ると違和感出てきそうですから、やるなら早めが良いだろうなとか。
まあ、まったく別の人が主人公でも良いのかもしれませんが、同じようなパターンだと飽きられてしまいそうなので、やはり続きの方が楽しめそうな気がしました。