評価
ドラマ ☆4/5
映画 ☆2/5
話題になっていたこともあり視聴。なかなかに力が入っていて面白かったです。ちなみに原作未読、アニメ未視聴。これがきっかけでアニメは全部観ましてアニメは間違いなく☆5/5です。話の内容は大体わかっているのに一気観しちゃいましたから。
ドラマも映画もそれぞれ良さ出ていていますし、イメージをガラッと変えて誰でも見やすくしているのが特徴かなと。で、そこで原作が〜、アニメが〜というのは分かる気がしますね。個人的にはそこまで気にしない方ですが、少し露骨すぎる印象はあります。
話は原作が良いのもあって、ドラマも映画も良かったです。CGも気合入っていると思いましたし、見せ方も面白かったですし、制作陣の力の入れようを感じました。
映画は・・・
ただ・・・、映画は浜辺美波さんの役が意味不明すぎて、上等な料理にハチミツをブチまけるがごとき思想!!! 的な状態に・・・。
監督は何を考えていたのか・・・、もしかして監督は誰かからお金を貰ってるのでは?と思ってしまうほど無理矢理感が酷すぎました。せめて主人公たちと絡ませてやれよと・・・。仕事とは言え、浜辺美波さんがあまりにも可哀相です・・・。
設定が変わったり、原作に登場しない人が出たりするのは個人的に全然問題ない人なのですが、まさかストーリーに絡まない人を無理やり出してくるとは・・・。あまりにもマネー感が露骨すぎて・・・。映画やドラマはビジネスなのはわかりますが、その前に監督としての矜持は果たして欲しいなと感じました。
出演者も結構頑張っていると思いましたし、話も原作とはちょっと違うけど良く考えられているなあと感じたのですが、浜辺美波さんがストーリーに絡んでくると見せかけて、一切スルーするという流れ・・・。最終的に俺は何を見せられてたんだろう・・・という何とも言えない後味の悪さ。
それが無ければ☆4かなという感じです。
話としては
設定好きの浅草みどり(齋藤飛鳥)はモデルでアニメーション作りが好きな水崎ツバメ(山下美月)、二人に商機を見出した金森さやか(梅澤美波)と出会い、3人で新しい部活 映像研を作ることなった。しかし、413の部活動と72の研究会や学生組織がある芝浜高校では、部活予算の取り合いのため生徒会にプレゼンをする必要がある。そこで3人は部活の承認と予算確保のため一からアニメを作るのだった・・・。
キャストがちょっと合ってないかな
個人的にですが、アニメ未視聴の段階でも、なんか主人公たちの配役違和感あるなあって思ったのですが、調べてみると乃木坂46の方たちなんですね。
というか、本作のメインはそっちだったんだなあと。
まあ、アイドルが映画とかドラマの主演をすること自体は特に気にしない方なので良いのですが、もう少し配役にメリハリが合ったほうがキャラクターが立って良かったのでは?と思います。
全員アイドルだと容姿が皆さん整っているので、モデルをやっている水崎ツバメの立場が・・・。えっ、なんかモデルより他の人の方が可愛いですけどみたいな・・・。あと、金森さやか役の方が身長を高く見せているので、むしろそっちが役柄的にモデルなのでは?と思ってしまいました。
アニメを見て「ああ、そういうことか」というのは理解しましたが、ドラマや映画だけみると、かなり違和感はありますね。これはちょっとミスキャストだと思います。まあ、前提条件として、乃木坂46の方たちを使うというのがあったのだろうとは思いますが。
そう考えると映画で無理くり浜辺美波さんを出したのもわからんでも無いですね。
個人的に見ていて制作陣はかなり力入ってるなあというのはビシビシ感じていたので、もったいないなとは思いました。