評価
☆5/5
個人的には普通に楽しく見れましたし、主演の織田裕二さんもハマっていたと思います。
傑作ドラマかと言われるとちょっと違うとは思いますが、全体的によくまとまっていて、わかりやすい伏線もあって、しっかり回収して、すっきり観終われる良作ドラマ。
金融関連のドラマが好きなら楽しめる作品です。原作はその手の作品に定評のある池井戸潤先生。ドマラ自体はWOWOWということで、露出の少なさからあまり話題にならなかったのかもしれませんが、ドラマの完成度は高くもっと評価されても良い作品だと思います。
話としては
白水銀行の審査部調査役 板東洋史(織田裕二)が経営再建のための追加融資の審査をしていた大企業 一風堂で爆弾テロが起き一風堂の株価が暴落する。板東は再建計画も出来ていない一風堂への追加融資に反対するが、経営破綻すると日本経済にも影響が出るため追加融資を推し進める企画部次長 二戸哲也(高嶋政伸)と対立するのだった・・・。
みたいな感じ。
融資を強行したい派と反対派という典型的な対立に加えて、一風堂でのテロ事件、さらにクーデーターという動きも加わって話が面白くなっていきます。
全5話という話数も良かったかなと。地上波のドラマだと1クール10話〜12話ぐらいになるので、そうなると冗長になってしまうし、2時間ドラマぐらいだとちょっと短くて話が駆け足すぎるので、ちょうどよい長さです。