評価
☆4/5
アニメ 紺碧の艦隊 を見た流れで旭日の艦隊も視聴。原作は紺碧の艦隊同様、1990年代に人気を博した荒巻義雄先生の同名歴史IF小説。秘匿潜水艦部隊 紺碧の艦隊のサイドストーリー的なポジションで、紺碧の艦隊と同時進行で書かれた作品。こちらもなかなかおもしろかったです。
話としては、
転生した山本五十六たちがアメリカ戦線を戦う一方、欧州戦線では最強不沈戦艦「日本武尊」がヒトラー率いるドイツ軍へ挑む。
という感じ。
紺碧の艦隊では今後の戦争は空戦が主体となり、戦艦戦は時代遅れと言いながらも、最強不沈戦艦「日本武尊」が主役というツッコミどころがある作品ではありますが、個人的にはとても楽しめました。
古い作品ということもあり、若い世代の人が見るとちょっと違和感はあると思います。やはり年齢層高めの懐かし作品というポジションかなと。
話数は15話と紺碧の艦隊に比べると少ないので見やすさはあります。
見どころとしては、やはり最強不沈戦艦の「日本武尊」の強さでしょう。様々な新兵器を搭載しつつも、様々な戦略で敵を倒していきます。
そもそも前提条件として38年前に記憶を持ったまま転生しているので、日本軍の技術がかなり高く強いのが特徴です。そのあたりを受け入れられるなら楽しめる作品かなと。
まあ、逆に言えばそれほどの新兵器が無いと日本は当時戦争には勝てなかったとも言えるでしょう。物量的な問題が一番の壁だったとは思いますが。