タチャ イカサマ師 韓国映画レビュー 花札賭博とイカサマ師の話

投稿者: | 2021年9月22日

タチャ イカサマ師とは

金無し、コネ無し、学無しの主人公 ゴニ、貯めたお金を花札賭博ですってしまい、さらに姉が手に入れた大金にまで手を出し、それも花札賭博で使ってしまう。しかし、その花札賭博がイカサマだったことを知り、ヤケになっていたのだが、伝説のタチャ(花札イカサマ師)と出会い、タチャとなり復讐を誓うのだった。

タチャとして力をつけたゴニは、賭場での仕事をしながら、愛すべき女性と出会うのだが・・・。

2006年制作。

評価

☆4/5

結構前の映画なので映像面で古めかしさがあったり、アマプラ版だと翻訳されてないところあったりしますが、全体として面白く観ることができました。

序盤、若干スローテンポな感じではありますが、終盤にかけて段々と人生が詰んでいく感じで、この手の作品の典型的な流れで話が進んでいきます。ストーリーも結構練られていて、ああ、そういう繋がりねというのが後からわかったり、登場人物の心の描き方や演者の演技も良かったです。

タチャという花札のイカサマ師については初めて知り、またそのテクニックも興味深く、花札勝負の行方も楽しむことができました。

今の韓国映画とは全然違うテイストということもあり、個人的な新鮮な感じで、題材も良かったと思います。

万人におすすめの映画ではありませんが、この手の裏社会的な作品とか、ギャンブル系の作品が好きな方なら、花札賭博という他にない設定で楽しめると思います。


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