大企業の悪事を暴き、株価を下げて空売りで儲ける義賊の物語。
従来の悪事暴きものとは異なり、株価に焦点を置く。何に寄って株価が上がり、何に寄って株価が下がるのかを予測居して、株価を下げることだけをするという稼業。
元々は単純に企業の悪い噂を流して株価を下げて空売りするだけだったが、事件をきっかけに企業の悪い点、例えば個人情報のセキュリティ認識の甘さ、従業員に対する酷い仕打ちなどを調べ、公開するようになっていく。
そして、さらに事件をきっかけに企業の悪事を知り、それを公開、企業へダメージを与えることが目的になっていくという流れ。
まずはSNSなどを使った悪い噂マーケティングの話から入っていき、
- 会員制サイトでの平文パスワード送信
- 個人情報の管理のずさんさ
などIT関連の話へシフトしていく。
その後、企業の従業員への扱いの悪さをテーマにしていき、ブラック企業の話というわけではなく、
- 経営者が考える従業員という名称のコスト
- ITへの関心の低さからくるエンジニアへの不遇な対応
など、現在の大企業における課題についてあぶり出していく。
また、この手の義賊ものって資金源が不明なことが多かったりするのですが、空売りで儲けを出すということを考えると、意外と現実感があるかもと思います。少なくとも超大富豪とか、悪者から現金を騙し取るというよりはという意味で。