残酷で異常(Cruel and Unusual) サスペンス映画レビュー ループ物

投稿者: | 2021年6月27日

残酷で異常とは

残酷で異常は、妻殺しの罪を着せられた男が謎の施設に閉じ込められ、妻の殺害現場を何度もループ再現させられる。同じように施設に閉じ込められた人間と脱出を図るが・・・。

2014年作品。

評価

☆4/5

タイトルに対してグロテスクな要素はほとんど無く、結末が面白い良作映画でした。タイトルから映画の内容が予測しにくく、日本においてはタイトルで損をしている映画だと思います。

ただ邦題は残酷で異常、原題はCruel and Unusualなので、そのまま訳したタイトルになので変な邦題ではないんですよね。

いろいろとレビューを見ると自殺が大罪であることや、罪を永遠と見せ続けられるなどのキリスト教的観点が含まれる作品ということらしいです。

ただ個人的に調べた感じでは残酷で異常な刑罰を課すことを禁じるアメリカ合衆国憲法修正第8条(Cruel and Unusual Punishment)あたりもかかっているのかなと思いました。Cruel and Unusualそのままですし。

Cubeのようなデスゲーム系ではないので、タイトルだけで期待すると肩透かしをくらうかなと思います。映画としての出来はとても良いです。

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