86-エイティシックス- アニメレビュー

投稿者: | 2021年6月23日

86-エイティシックス-とは

世界初の完全自立無人戦闘機械レギオンを開発したギアーデ帝国が全世界に宣戦布告するも、自ら作ったレギオンによってギアーデ帝国は滅び、レギオンは今なお世界へ侵攻を続けていた。

サンマグノリア共和国でも無人兵器ジャガーノートによってレギオンを撃退していたが、実際にはジャガーノートにはエイティシックスとして人として認められず差別された人間が乗り戦っていた。

共和国軍人 ヴラディレーナ・ミリーゼはジャガーノート部隊 スピアヘッドの指揮官 ハンドラーに就任。元々86区への扱いに批判的であった彼女は、スピアヘッドのリーダー シンエイ・ノウゼンを含めたスピアヘッドの仲間と心を通わせていく。

2021年4月に第一期アニメが公開。原作は安里アサト先生のライトノベル。

評価

☆5/5

Twitterで分割2クールという言葉がトレンドになってどういう意味だろうと見てみたら86-エイティシックス-のことでした。そこではじめて86を知って視聴。

人間の階層分けという設定は結構ありますが、下層の人たちが志で敵と戦うという設定は結構無い気がして、面白いなと思って観始めてたら一気に10話まで観てしまいました。大概この手の話って、使い捨てられる側が上層の人間に対して反抗的というか、絶対に復讐してやる的な話が多いのですが、なんか日本的な感性をちょっと感じました。

最初は、若干ラノベアニメの狙ってる感があったのですが、観せ方のうまさ、話が進むにしたがって設定やテーマの深さが出てきて、面白さを加速させていく作品だなと感じました。

第一期の10話までですが、今のところ主人公の超パワーで敵をなぎ倒す的なこともないので、そのあたりも個人的には好感触。音楽もエンディングがかなり良い感じでした。

ジャガーノートは4足歩行のロボットで、その手のロボットが好きなら観て損は無いと思います。

あと、なんとなくですが、アルドノア・ゼロの雰囲気がするのは自分だけでしょうか。

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